日本でも味噌汁をはじめ、国民食と呼ばれるような料理がありますが、それはどこの国に行っても大体そうで、もちろんエジプトにもそれがあります。そしてそれがこの料理、コシャリです。米の上にパスタとマカロニをのせ、柔らかく炊いた豆とトマトソースをかけ、フライドオニオンをトッピングするという、そばめしのような料理です。エジプトの首都カイロにはたくさんのコシャリ屋さんがあり、みんなそれぞれ行きつけのコシャリ屋さんがあると言われるほどの人気料理です。
調理時間:1時間程度
味わえる国:エジプト
こだわり:このコシャリを食べる際に欠かせないものがあります。それはなんと「お酢」。コシャリ屋さんには必ずお酢がテーブルの上に置いてあり、お酢をかけながらコシャリを頬張るのです!
材料
【材料】 | 【量】 |
炊いたお米 (日本米でOKです!僕が現地で食べたものはジャポニカ米でした!) | お茶碗2杯分 |
スパゲッティ (半分くらいの長さに折っておく) | 50g |
マカロニ (好きな形のもの) | 50g |
トマトソース (パスタ用の市販のものでも現地の味になります!) | 300g |
煮豆 (ひよこ豆、ミックスビーンズ、皮付きレンズ豆など現地でも人それぞれです!) | 1pc |
フライドオニオン (自分で玉ねぎスライスを揚げて作っても良いですが、市販品でもOKです!) | 大さじ4 |
お酢 (かけながら食べる用) | お好みの量 |
【隠し味】
よりエジプトを感じたい人には、【クミンパウダー小さじ1】と【チリパウダー小さじ1】を使うと、エジプト感増し増しです。
作り方・レシピ
①
スパゲッティとマカロニを茹でます。
現地ではアルデンテとかないので、柔らかく茹でましょう。
②
煮豆はパックから出して一度水でゆすいでおきます。常温が嫌な方は、一度沸騰したお湯にくぐらせてください。
③
トマトソースを温めます。
ここで分量外で
クミンパウダー小さじ1とチリパウダー小さじ1を加えるとよりエジプト感が出ます。が、僕が現地で食べたものはスパイス感全くなかったので、そのままでもよいと思います。
④
お皿を用意して、温かいお米、
茹でたスパゲッティとマカロニをのせます。
⑤
その上に③のトマトソースをかけます。
あ!分量は2人前なので、二人で食べるときは二皿に分けてください!一人で食べるときは半分の量で用意します。三人なら1.5倍、四人なら2倍です!
⑥
煮豆を散らし、フライドオニオンをトッピングして一先ず完成です。食べる前にはお酢を用意しましょう。
こだわりのポイント – ここが味の決め手
特にこだわるべきポイントはありません!お店によって姿かたちがみんな違ってみんないいのがコシャリのいいとこなので、細かいことは気にせず好きな感じで作りましょう。お酢があんまり好きじゃなければかける必要はないですし、辛いのがお好きならタバスコをかけるといいでしょう。豆も苦手なら減らして大丈夫です。フライドオニオンも現地では恐ろしい量をトッピングするお店もありますが、控えめなお店もあります。強いて言えば嫌いなものは減らし、好きなものはドバ掛けする、それが味の決め手といえるでしょう。
コシャリ – 旅人スパイスのグルメ
スパイス!といいつつスパイスが無くてもなんとかなってしまう料理を紹介してしまいました。でもスパイシーな国だからと言って、必ずしも全料理スパイシーというわけでもないので、あまり無理せずスパイスと付き合っていけたらいいのではないかと思います。実際、スパイシーな国で毎日スパイシーなものを食べていると、普通に胃腸が疲れてきます。写真はスパイシーに疲れて和食屋さんに来たある日の旅人のランチですw
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